活動・イベント
公的統計ミクロデータのための
チュートリアル・講習会
コンソーシアムの初めての試みとして、「公的統計ミクロデータのためのチュートリアル・講習会」をオンライン講義形式(1月24日(火))と 対面演習形式(3月14日(火))の2回に分けて開催いたします。 皆様のご参加を心よりお待ち申し上げるとともに、周りの方々へご周知いただければ幸いです。
目的と概要
オンサイト施設の利用者は着実に増加していますが、公的ミクロデータにまだ馴染みがないこと、
利用申請の敷居の高さが原因となり、実際の利用に至っていない潜在的なユーザーが多く存在すると考えられます。
本チュートリアル・講習会では、オンサイト利用に相当するデータ分析環境を準備し、
公的ミクロデータに固有の状況を踏まえたデータ分析の実践的ノウハウを提供することを目的とします。
本企画は今後継続的に行う予定であり、今年度はまず入門的な内容で公的ミクロデータの概要についての講義を実施し、
また分析演習では「R」を使って合成データの手法に基づく疑似的なミクロデータを用いた対面形式での演習を行います。
※講義と演習は別の日程で実施します
3月14日の対面演習形式にお申し込みいただいた方には、事務局より「受付確認」「講習会当日に関するご案内」、
1月24日未参加の方には加えて「オンライン講義 録画動画視聴方法」のご案内をお送りしております。
未着と思われる場合は、お手数ではございますが、事務局までご一報いただければ幸甚に存じます。
開催日時 |
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開催方式・場所 |
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主催 |
公的統計ミクロデータ研究コンソーシアム 情報・システム研究機構 データサイエンス共同利用基盤施設 社会データ構造化センター |
共催 | 統計数理研究所リスク解析戦略研究センター |
参加費 | 無料 |
定員 |
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対象 |
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申込方法 |
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注意事項 |
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プログラム オンライン講義形式 1月24日(火)(※終了しました)
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13:30~14:00
「公的統計の概要 ~ミクロデータ利用の前提知識として~」
赤谷俊彦(総務省統計局総務課 調査官)
公的統計のミクロデータを扱うためには、公的統計がどのようにして作成されるのかを 理解することが不可欠となります。本講演においては、公的統計を作成するための統計調査の流れや、 調査票情報がどのような形で二次的利用に適したミクロデータになるのかといった事項を中心に紹介します。
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14:00~15:00
「二次利用の制度」
千葉亮太((独)統計センター統計技術・提供部 統計情報提供課 係長)
公的統計ミクロデータの利用を検討している方に、どのようなデータを提供しているのかの概要を説明します。 また、令和元年度5月から新たな利用方法として調査票情報のオンサイト利用が開始されたため その特徴について解説します。
そのうえで、独立行政法人統計センターで提供している 公的統計ミクロデータ提供サービスにおける、調査票情報の提供(オンサイト利用)・ 匿名データの提供の利用申請の流れ、申請書記載のポイント及び、オンサイトで作成した 分析結果の持出に必要な標準的なチェック内容や確認内容について事例を用いて説明を行うことで、 公的統計ミクロデータを用いた研究分析を実施するための申請のノウハウを共有し 最後に、質疑応答の時間を設け、申請に関する疑問について回答します。 -
15:10~16:10
「2020年基準改定における世帯消費動向指数(CTIミクロ)の合成方法の改善
小田大輔(総務省統計局消費統計課 統計専門官)
消費全般の動向を捉える分析用のデータとして総務省統計局が開発中の消費動向指数のうち、世帯消費動向指数(CTIミクロ)について
1)タイトルに示した3調査の結果をどのように合成して作成しているのか
2)その結果、どのような消費動向を見ることができるのかを、2020年以降の結果を中心に紹介します。 -
16:20~16:50
「Q&Aと3月のチュートリアル講習の概要」
高部勲(立正大学データサイエンス学部 教授)
目的とする研究にどのようなデータが使えるかといった個別の疑問についてお答えします。
また3月14日に開催される対面演習形式についての概要についてご紹介します。
プログラム 対面演習形式 3月14日(火)
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13:30~17:30(予定)
「合成データの手法に基づく疑似的なミクロデータを用いた分析演習」
講師:高部勲(立正大学データサイエンス学部 教授)
公的統計ミクロデータは、利用件数が増改してきておりますが、これらのデータに馴染みのない方も多くいらしゃると思います。 今回の企画では、公的統計ミクロデータを基に作成した疑似的なデータを活用して、その利用方法や主な分析方法などについて「R」を用いてご紹介します。 また合わせて、実際のミクロデータのレイアウトを通じて、公的統計ミクロデータの魅力や重要性をお伝えしたいと考えております。
■使用データ:合成データの手法に基づく疑似的なミクロデータもしくは一般用ミクロデータ
■使用言語:R言語
■実習内容:符号表の読み方、CSVの読み込み、カラム名の付け方、データ可視化、多変量解析、演習(クラスター分析、主成分分析) など
※実習内容は一部変更になる場合もございます。ご了承ください
※「R」をインストールした端末をご持参ください申込み
下記申込みフォームからお申込みください。
(二次申込み締切り2023年3月7日(火))※受付終了しました
対面演習形式申込みフォーム(Googleフォームが開きます)